加齢臭?高血圧や脂肪肝でも体臭が変わる! 「ニオイが示す病気のサイン」

2022/05/03 ブログ
ニオイ

暑くなるこれからの季節、電車や職場で他人のニオイが気になる機会も増えてきます。


同じように「もしや自分も?」「そろそろ加齢臭では?」と不安になりませんか。

 

 

体臭は身体の内側の変化が表れていて、年齢とともに変化します。

そして慢性的に嗅いでいる体臭は、自分では気づきにくいものです。

 

 

加齢臭は30~40代がもっともクサイ!

 

 

年代の変化とニオイの変化


○20~30代 汗臭

こちらは純粋な汗のニオイを感じることが多いです。
といっても、普段から運動などをしている人は、汗の成分の99%は水なので、臭くありません。(俗に言うサラサラの汗)

一方で運動をせず、汗をあまりかかない人は、ミネラルなどを含んでいるため、ベタベタしています。

蒸発しづらく、皮膚の常在菌が増えやすく、ニオイを発生します。
運動やサウナなど、普段から汗をかく習慣をつけるようにすると臭いを感じづらくなると言われています。

 


○20~30代 早期加齢臭

 

皮脂が酸化することで産生されるペラルゴン酸により、劣化した油のようなニオイがします。
油や糖質の摂りすぎ、肥満、中性脂肪やコレステロール値が高い人は若くても要注意です。

 


○40代 ミドル脂臭

 

汗の中の乳酸を常在菌が代謝してできるジアセチルという物質と、中鎖脂肪酸が合体することで発生するニオイです。

後頭部を中心に出てきやすいです。

早期加齢臭と同じ劣化した油のニオイがします。

 

 

中性脂肪が多い人などが皮脂の分泌が過剰になると発生しやすく、こちらも油や糖質の摂りすぎ、運動不足などの生活習慣により発生しやすくなります。

 


○50代 加齢臭

 

主に体幹部から発生するニオイで、皮脂由来のノネナールという物質によるニオイです。


加齢臭は臭いと思われがちですが、古本や枯れ草と表現されるようなひなびたニオイが特徴で、実は加齢臭のニオイが嫌いという女性は少ないという報告もあります。(一応です)

 

どうしたら臭わなくなるか気になりますよね

 

 

 

 

 


まずは食事です。

 

油や糖質の多い食事を避ける。
過度な飲酒もニオイの原因になります。

 

 

抗酸化作用のある食材・油の酸化を抑えるビタミンEを含むナッツやアボカド、米油も効果があります。

 

 

野菜や果物などに含まれるファイトケミカルやポリフェノール、腸内環境もニオイに大きく関わる部分なので、食物繊維や乳酸菌なども意識的に摂りましょう。

 

 

また汗臭に限らず有酸素運動やサウナで、日常的に汗をかくことも大切です。

 

 

運動している人の汗はニオイにくいと言いましたが、服についた垢や皮脂と反応するとニオイが発生してくるので、速乾性のあるインナーを取り入れることも選択肢としてはありです。

 

 

 

また生活習慣を改善するとニオイづらくなります。

 

個人差があるため一概には言えませんが、一般的に3カ月ほど続けると血糖値や中性脂肪は改善されます。

 

なので3カ月くらいしっかりと継続できると、ニオイも変化してくるはずです。

 

早い人なら1カ月でも効果が感じられます。

 

 

 

このニオイを感じたら病気のSOS!

※ニオイの原因は病気以外にもあります。参考程度に。

 

 


資生堂により2018年に発見されたニオイが「ストレス臭」。

ストレスが蓄積するとネギのようなツーンとしたニオイを発します。

 

 


重度の糖尿病の人はアプリコットのような少し甘酸っぱいニオイのケトン臭を発します。

意識的にケトジェニックダイエットをしていてケトン臭が出ている場合は問題ありませんが、普通に生活しているだけなのにケトン臭が出ているよであれば要注意です。

 


特に夏は、喉が乾いたからといってジュースやスポーツドリンクをがぶ飲みして、急に糖尿病を発症する「ペットボトル症候群」も増えるので注意したほうがいいです。

 

 

また腎不全でもアンモニア臭が発生することがあります。
肝硬変の方はアンモニア臭やカビのようなニオイを発することもあると言われています。

 

まとめ

 

こんなニオイがしたら病気の可能性を疑おう!
・早期加齢臭・ミドル脂臭、加齢臭ーー脂質異常症、生活習慣病、脂肪肝、糖尿病
・アプリコットのような甘酸っぱいケトン臭ーー重度の糖尿病
・アンモニア臭ーー腎不全

 


体臭は自分ではわかりにくいのでセルフチェックであれば服や枕を嗅いでみましょう。

 

 

またできれば家族に「病気のサインかもしれないから、体臭が変わったら教えてほしい」と伝えておくのもいいと思います。


男性に限らず、女性も体内の状態でニオイが変化しますから、お互いに気を配れると良いかもしれません。

 

 

もし、自分でチェックをするのであれば、クローゼットの衣服や枕など、ファブリックについているニオイを嗅ぐとわかりやすいかもしれません。

 

 


ニオイに変化を感じたら、生活習慣の見直しや健康診断の数値を確認してみましょう。

 

 

ただ臭いと思っていた体臭には、いろいろな体のサインが現れていることが判明。早速自分のニオイをチェックしてみよう。