身体の仕組みを使った熱中症対策!! ダイエットでもこれに注意!『昇熱順化』

2020/08/03 ブログ
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暑さになれて、汗をかける身体をつくる!

 

 

 

 

統計によると、熱中症による死亡事故は7~8月がピークとなっています。

 

 

 

しかしその前に第1ピークと呼ばれる時期があります。

 

 

 

それが5~6月です。その理由は急激な気温の変化にあります。

 

 

 

今年に関してはこの「急激な気温の変化」が8月に入ってから過去に例を見ないほどあるので『今』気をつけなければなりません。

 

 

 

 

 

本来身体は夏に向けて気温が徐々に上がっていくことに対して歩調を合わせるように、夏までに暑さに耐えられる身体にスイッチされる仕組みになっています。

 

 

 

これが『昇熱順化』(馴化)と呼ばれる、誰にでももともと備わっているシステムです。

 

 

 

 

 

その昇熱順化が完了すると、脳が身体の中心部の体温(深部体温)の上昇をいち早く察知できるようになることで、体温を調節する働きを持つ汗をかき始めるタイミングが早くなります。

 

 

 

それにより身体には熱がこもらず体温の異常上昇を防ぐことができます。

 

 

 

しかし昇熱順化ができてないうちに気温の上昇がおきると、体温を正常に調整できるだけの量の汗をかけないため、熱が身体にこもりやすく、熱中症のリスクが高くなります。

 

 

 

 

 

個人差がありますが、例年であれば昇熱順化が済むのは梅雨明けくらい。

 

 

 

そのため昇熱順化が完了する前の5~6月に急激に気温が上がったりすると体温調節がうまくいかず、熱中症に陥る危険性が高まります。

 

 

 

そのため梅雨明けくらいまでの発汗量も含め、自分の身体の変化にいつも以上に気を配る、激しい運動は控えるということが大切です。

 

 

 

 

‟ point ”

 

 

 

昇熱順化完了後には気温の高い中でも運動をしていても体温の異常上昇は防ぐことができます。

 

 

 

また血液内に適度な水分が保持されるようになり、血液がサラサラの状態を維持できるようになります。

 

 

 

血液がサラサラになると心臓の1回拍出量が増加し、結果的に心拍数も上がりにくくなります。加えて汗から電解質が失われる量も減少するといわれています。

 

 

 

昇熱順化を促進するには汗をかく機会をできるだけ多く作ることです。

 

 

 

一日中エアコンのきいた部屋で過ごすのではなく、たまには外気に触れ汗を軽くかくなどの工夫をすることが必要です。

 

 

 

 

ランニングなどをする場合には、急に長い距離を走ったりするのではなく、徐々に距離を伸ばしたりペースを普段より落としたりしましょう。

 

 

 

またのどの渇きを感じるセンサーも鈍っているためのどが渇いていると感じていなくてもミネラルが含有されているドリンクで水分補給を行うようにしてください。

 

 

 

一度にたくさんの量を飲むのではなく、5~10分に1回程度の頻度でこまめに補給するようにしましょう。

 

 

 

 

 

お身体のことで聞きたいことやご相談などありましたらお気軽に当院にご連絡ください。